2016年9月29日木曜日

[経営戦略/経営計画]社長っ!在留外国人の増加にどう向き合うか考えてます?というお話

在留外国人 過去最高の230万7388人 by 産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/160926/lif1609260039-n1.html

皆様ご存知の通り、日本国内に生きる個々人の経済的・政治的主張(つまり、好むか好まないか)に関わらず、日本における在留外国人の数は増加の一途を辿っております。

また、ここ数年は東南アジアからの流入が顕著に増えているということで、今後は”定番”の中国・韓国だけでなく、東南アジアにも目を向けていく必要がありそうです(…と既に数年前から言われていますね)。


こういった情報を見るにつけ、何だかんだ日本はまだまだアジアの…否、世界の経済大国(※2015年の名目GDPで世界3位)なんだなということを仄かに感じる次第。

という訳で、彼らが日本に来ることにより十分な経済的利益が得られる状況の間は、日本国内に生きる個々人の経済的・政治的主張(つまり、好むか好まないか!)に関わらず、この傾向が変わることはないものと予測しているところであります。

(逆に言うと、今後も継続的に東南アジアの経済が発展&日本経済が沈下していき、日本に来る経済的利益が小さくなってきたときにどうなるか?というのはなかなか興味深いテーマです。)


さて、そういった前提条件を頭の隅に置きながら、小規模事業者として使えそうな視点でこのデータを見直してみましょう。

まず、「日本人口に占める在留外国人の割合」という切り口で見てみますと、

230万人÷1億2千万人×100=1.9(%)

ということで、現時点ではまだまだ「少数」であるように感じますね。

…が、その日本人口の1.9%しかいない230万人の人たちが、仮に1ヶ月に1人あたり10万円を使っているとする(※極めて適当な数字です。ソース?そんなもの知りません!)と、

230万人×10万円=2,300億円

と計算できるということで、何となくの感覚よりは結構大きなお金が動いてるんだなぁ…という見え方になると思うのですが如何でしょうか(え?全然小さいって?そうですかスミマセン…。)。

※ちなみに、2,300億円市場というのは、宅配ピザ市場(2638億円:2014年値)と同程度みたいです。こう聞くと結構大きいってなりますよね!?(え?それでもならないって?そうですか重ねてスミマセンね…。)

※実際には商品・サービスごとに市場を切り分けますし、さらには出身国によって文化や風習、価値観が異なるために提供する商品やサービスも出身国ごとに変わるであろう―ということで、もっと細かい市場になっていくものと想像されます。


ここからは私見ですが、「小回りが利く」というのは小規模事業者の最大の武器だと思いますし、それは「一定の規模があり、かつ細かい市場」において最大限発揮しやすいものだと考えております。

仮に「日本人口に占める在留外国人の割合」が3%~5%を超えていくと、在留外国人向けの市場も「一定以上の規模」へと脱皮していきそうな気がするんですよね。

ですので、現時点でのこの市場に参入する/しないの検討・判断の結果はともかくとして、最低でも今の間に「どのように向き合うか」を考えて、頭の隅に置いておく―くらいは行っておいてもバチが当たらないように感じる次第なのでございます。