2016年10月4日火曜日

[経営管理][財務経理]自計化って思ってる以上に時間コストがかかるものだよね、というお話

皆様お疲れ様です。ある程度自動化されているモノだとしても、それでも極力できる限りマジで単純作業はやりたくないにったです。

「よく会計作業やってる時、最後に数字が合ったら気持ちいいとか言ってうっとりしてるじゃねーか、あれ単純作業やないか!」と突っ込まれることを想定して先回りしますが、

あれは決してうっとりしている訳ではありません(ドン


【中小企業が利用している会計ソフト、クラウド型は17.2%、ベンチャー企業ほど導入率が高い傾向 by INTERNET Watch】
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1022631.html

日頃の会計に関する業務を「全て税理士に任せている」のは31%とのこと。

僕の感覚ではもう少し多いのではないかという予想でしたが、実際はその感覚値以上に減少している模様です。

まぁ、ここ数年は「自計化」(=自前で(代表者などが)会計作業を行うようにすること)がちょっとしたブームとなっていますからね。

もはや「自計化=正義!」という風潮と言っても過言でないような気さえしますし、記帳代行サービスを収益源としている事業者さんにとっては冬の時代が到来しつつあるように思わざるを得ない流れとなっております。


さて、この風潮についてなのですが、僕は「自計化する」「外注する」という選択に良いも悪いもないと思っている方なんですよ。

というのも、なにせ、自計化(特に、経営者自らが会計作業を行う場合)したらその分、経営者自身の時間と労力が会計業務に取られるということになるからです。

「コスト」といえば「金銭コスト」と考えがちですが、「時間コスト」というのも立派な「コスト」なのですよ。

…というかむしろ、下手したら金銭コストよりも時間コストの方が諸々影響が大きいのではないかとすら感じる次第。

経営者は1時間でなんぼの利益を出していることか!!(突然何


「代表者には、代表者にしかできない仕事がある」といいますが、それに加え、「代表者には、(代表者にしかできない)やらなければならない仕事がたくさんある」とも感じているところ。

これを考えるにつけ、代表者の貴重な「時間」というものを、会計「作業」に使うというのは大変贅沢な使い方だなぁ、と思ってしまう次第であるのです。


…という訳で、「自分でできる」「何でもやる」は、「時間コスト」が大きくかかる(ひいては、機会損失が起こる)ことをお忘れなく。

「お金の流れを肌で感じるために一旦は自分で会計作業をやってみる」ということには大いに賛成致しますが、ある程度掴んだら「手離れ」させるのも経営者の仕事。

最終的に「自計化」するにしても、「外注化」するにしても、そのあたりを頭に入れながら、自社の状況に合った選択をしていただければと存じる次第です。