2016年10月8日土曜日

[経営管理][財務経理]「会計」を「経営」にどう活かすか?ってイメージしづらいものだよね、というお話

皆様お疲れ様です。「大御所」よりも「(普段何をやってるのか分からない)謎の男」を目指したいにったです。

…え?既に現状でも普段何やってるのか分からない?そんなこと言ってる暇があるならさっさと仕事しろ?

それは大変失礼致しました(でも反省などしていない!


【JALを復活させた「売り上げ・利益の数字が現金に見える」練習 by PRESIDENT Online】
http://president.jp/articles/-/20203

京セラや第二電電(現KDDI)の創業者として、そしてJALの再建者としてあまりにも有名な稲盛和夫氏。

元々は理系(たしか、化学専攻だったでしょうか?)の方であるにも関わらず、会計(学)に明るい経営者としてもよく知られていますね。

「『会計』というものを経営実務に活かす」ことに日本で(いや、世界でも!)いち早く取り組み始めた方ということで、「管理会計界の大御所」といっても過言ではない存在だと思う今日この頃でございます。


さて、そんな稲盛氏、どこの組織のトップになっても必ず「数字」「会計」という視点からその組織の課題のあぶり出しを行うというのは「さすが」の一言ですね。

組織の課題をあぶり出すために、まずは数字(=過不足ない実態が浮かび上がってくる客観的な指標)が語りかけてくるものを受け取るところから入る訳です。

(ちなみに、数字が操作されてたら実態なんて掴めないでしょ、という感覚を持たれる方もおられると思います。

…が、このくらいのレベルの方になると、相当上手く数字を操作したとしても、「あぁ、操作してるな、これ…」と見通せてしまうものなのですよ…。)


会計や経理の面白さというのは、「数字が語りかけてくる実態をどこまで読み取れるか?」というところにあります。

そしてそこから、「未来のある時点で在りたい姿(が反映された数字)を実現するためにどうするか?」を構築していく。

良好な財務体質を築くことにより「お金」の苦労がなくなる、そうすると積極的にチャレンジする余力が出てくる訳です。

内部留保ができることにより、投資ができる。投資することにより、利益を生む。生まれた利益により、内部留保ができる。以下、ひたすらこの良好なループを継続する…。

実に経営の王道を歩んでいる感じがします。


ちなみに、そんな稲森さんの「会計」との向き合い方・考え方に興味を持たれた方がおられましたら、「稲盛和夫の実学 経営と会計」という書籍をオススメ致します。

(余談ですが、僕が毎年正月が来たら必ず読み返すようにしている書籍の1つです。)

キャッチーな分、「アメーバ経営」「フィロソフィ」などといったワードが注目されがちですが、具体的な経営手法やツールについて知るのはその大本にある価値観や会計との向き合い方を知った後で十分だと考えるところ。

上記の本は、そんな稲森さんの価値観や会計との向き合い方を知ることができる書籍。小規模事業者の皆様、ぜひとも一度手にとっていただければと存じるところです。