2017年8月21日月曜日

「好きなことで、生きていく」はなかなか難しいことなのですよ、というお話など:経営管理&財務情報の仕入帳(17/8/21)

十二分に”食べていけている”フリーランス(個人事業者)の方々がどういった傾向を持っているかについて、5つのポイントが挙げられております。

そのどれもがその通りだと思うもので、全く異論の余地がありませんが、特に『【POINT 2】「趣味を仕事にする」のはなかなか難しい』について(※)、独立希望の方に勘違いされている方が多かったりするのでご留意いただければと存じるところです。

(※数年前に流行った(?)「好きなことで、生きていく」もこれに含まれます。)

注釈しておくと、決して「好きを仕事にして生活していくのは無理」ですとか、「好きを仕事にしたらダメ」と言いたい訳ではありません。

その「好きなこと」に関して需要があることを発掘し、それに関する専門性を高め、適切なターゲットに供給することができるかどうかが肝で、そしてそれはなかなか根気が必要な作業になるよ、ということでございます。


「事業」というのは、「何かしら顧客に対する貢献をし、それに対して適切な対価を得ること(また、それを継続すること)」なのだということをあらためて確認しておきたいです。

【【年収1000万円超えも!】フリーランスで稼ぐための5つの鉄則 - 会社を辞めて食べていけるかどうか、分かれ目はどこに? by 投信1】
http://www.toushin-1.jp/articles/-/3941


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フリーランスのサポートをしている「AND CO」というサービスが、世界中のフリーランサー(と言っても対象人数は数百人ですが…)を対象に包括的なアンケートを行ったとのことで、その結果の中から「10点の興味深い項目」が紹介されております。

僕としては、「1.フリーランサーの多くが新規参入者である」という点に関して、
従来型の働き方から独立した働き方への移行現象が、ここ数年で活発化していることを如実に示すものです。
という考察がなされているあたりは「どうなんでしょうねぇ…」と思うところ(※)ではありますが、それ以外については概ね頷けるお話となっているように感じている次第です。

※企業や個人事業者の3年生存率や5年生存率、10年生存率を考えるとこれが平常値な訳で、このデータだけで「ここ数年で活発化している」と言い切るのは難しい感覚がある、ということでございます。

既に開業済みの方にとっても、これから開業する方にとっても、興味深い内容となっておりますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

【世界中のフリーランスに共通する驚くべき10の事実 by lifehacker.jp】
https://www.lifehacker.jp/2017/08/170816-10-suprising-stats-about-todays-independent-workforce.html


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ここ数年、LINEをはじめとしたメッセージ(チャット)アプリの利用率が老若男女問わず高まっています(というか、LINEに関してはインフラとして定着しつつありますね。)が、その運営方法によっては「出会い系サイト」に該当する場合があることを指摘している記事です。

新しいサービスを「作る側」である小規模事業者としては、以前本ブログでご紹介したマイクロレンディングサービスの記事でも書いた通り、できる限り早い段階で法令を確認しておくということが肝要ということをあらためて頭に入れていただければと願う次第であります。

※具体的にどういった場合に該当するのか?などの説明は下記リンク先(と警察庁のサイト)をご覧いただければと存じます。

【「チャットアプリのつもりだった」経営者逮捕…なぜ「出会い系アプリ」と判断された? by 弁護士ドットコムニュース】
https://www.bengo4.com/c_1009/n_6506/


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リクルート社が、じゃらんnetの顧客企業・顧客事業者向けに「少額・短期」の融資サービスを開始する模様です。

じゃらんnetで得られる予約情報を与信審査に活用するとのことで、これはホットペッパーやゼクシィなどの他サービス(他業種)でも転用が可能ですし、今後横展開させていくことが容易に想像されるところであります。

さて、実際に小規模事業者が融資を受ける側として気になる点は、
  • 少額というのがどの程度の金額を指すのか?
  • 短期というのがどの程度の期間を指すのか?
  • 利率等はどの程度になるのか?
といったあたりとなりますが、8月末のサービス開始に合わせてこのあたりの具体的な情報が出てくるのでしょうか。

差し当たり、宿泊施設を営む小規模事業者の方は、どういった条件のサービスとなるのかチェックしておいても損はないように感じる次第です。

【フィンテックが可能にする新金融サービス リクルートが貸金業に進出 by 財経新聞】
http://www.zaikei.co.jp/article/20170814/392058.html