はじめての皆様へのご挨拶

2023年12月31日日曜日

[年末の御挨拶] 2023年を振り返る

まず、「率直にこれはちょっと厳しいな…」という案件を本当に久々に受けた(関与先を増やした)ことが最も大きな出来事の1つである。

(そういった案件はもう5~6年は受けてこなかった。)

私の経営面/財務面の直言を素直に受け止め、即実行し、わずか9ヶ月である程度立て直しの見通しが立つ段階まで持ってきてくれた某氏には率直に脱帽している。

また、その「直言を素直に受け止め、即実行し」きるところを目の当たりにし、私自身、久々に初心を思い出した。某氏に感謝している。


「経済を伝える」という新たな挑戦に取り組む年となったことも最も大きな出来事の1つである。

これまで極力人前に立たないようにやってきた私にとって、間違いなく久々に「初心者」として精進する日々を過ごした。

これも初心を思い出すきっかけとなった。共催者である某氏にこの上なく感謝している。


そういう訳で、2024年は少し休憩気味に、ぼちぼちいこうと考えている。

人生も事業も(資産価値も)、一直線に上がっていくことはない。長く戦い続けるにはHPやMPの貯留期間が必須である。

―と投稿しようとした矢先に、2024年1案件(関与先)増やされる話が舞い込んでき、進んでいる。まことに戦々恐々である。

(嘘です。某氏、ありがとうございます、ありがとうございます!)


ここ数年の案件を受ける/受けないを決める要素は、”お金ではない”ところになってきている。

(いやもちろん、相応のお金をいただくのはいただきますよ。)

社会的意義が云々みたいな高尚な話でなく、面白いやら何やらみたいな意識高い話でもなく、この人/この事業はこの世界にいる/ある方が良いだろうというところで決めている。


自分よりも経験がある方々からも、自分よりも(だいぶと)若い方々からも、何かしらの貢献を感じていただけているというのは綺麗事でなくただただありがたいことである。

そういった方々から「こいつ舐めたことするようになったな」とならぬよう、ぼちぼちではあっても締めるところは締めて引き続き、という所存である。


皆様、良いお年をお過ごしください。

2023年12月29日金曜日

”みんな飛び込んでますよ”の判断/決断は市場で機能するのか?

私が市場に身を置くようになって以降で初めて、最も市場から縁遠き(興味すら持ってこなかった)人たちが市場にこの上ない興味を向けているという体感を持っている。

ここ1ヶ月、そういった方々から新NISAについて「やった方が良いですよね?」と聞かれることが本当に多くなったためだ。

これまでにもちょくちょく同様の質問を受けてきたが、その大半が「まぁ、この人ならこれまでにも市場のニュースは読んできてる訳だし」というパターンであった。

しかし、今回は毛並みが全く異なる。

「あなた、経済の”け”の字も目に入れないですよね普段?」というパターンが大半なのである。

その上で、だいたい口を揃えて発せられる言葉は「S&P500投信を買えば30年後にはめちゃくちゃ増えているんですよね?」。

こういったことから、著名な「靴磨きの少年の話」を我が身で体感しているかのような感覚を持っているのである。

(余談、私からは「どうでしょうねー、まぁ、僕は業者じゃないんで、それは分かんない(法令面的にどこまで言えるかどうか含め)すわ」と回答している。)


私は、市場の価格発見機能にフリーライドする者が多くなりすぎると、その価格発見機能が劣化することなどにより(一周回って)アクティブ優勢に戻ってくるのではないかという仮説を持っている。


米国(経済)を(大した考察もせずに)、超長期間、手放しかつ底なしで信じるという感覚も率直によく分からない。

「これまではそうだった」は「これまではそうだった」を超えるものでも未満のものでもない。たしかに「歴史は繰り返す」ものだが、一方で「繰り返し方」というのがあると考える。

かつ、目先では自己実現的に円安圧力が働くが、その”みんながみんな””老後”に入って円に戻す日がやってきたときには、溜まりに溜まった分の逆流は起こらないのであろうか?

(ただでさえ少子化により人口減少傾向にあるのだが…)”みんながみんな”完璧なタイミングで現金(日本円)化するというのだろうか?それとも、老後少し前に米国にでも移住する人生計画が具体的に立っているのだろうか?


「投資はプラスサム」とあまりにも広く言われているが、私は「”個人”投資はマイナスサム(良くてゼロサム)」であると捉えている。

その上で、今現在は「個人の多くをプラスサムにするために、”誰か”がマイナスを引き受けてくれている」と捉えている。

(※”誰か”が現実に誰なのかについて、私なりの考えは持っている。)

その前提の上で、前述のとおり、短期的~中期的には円安傾向やS&P500の上昇傾向が継続するのであろうと想定している。

自己実現的に「みんなが考える」結果が出るというのは、投資というものが”美人投票”の一面があることを物語る良き例である。

エスニックジョークの「(日本人には)みんな飛び込んでいますよ」は、少なくとも市場では往々にして正解となるのだ。

この一面を頭に入れた上で、一方、今後はより、上記”誰か”が今後どこまでマイナスを引き受けてくれる(否、引き受けることができる)のかということについて、深く考え持論を持ち、また適宜修正/調整をかけていくことが必要であると考えている。


基本的に、市場というものはなぜか不思議とビギナーズラックをくれるものなので、(丁寧に定量面/定性面を見た上でも)まだしばらくは上だろうというのが私の中での優位な想定である。

反面、大半の者がビギナーズラックに酔いしれふわっとした瞬間に、市場というものは本物の牙を剥くのだろう―というのも私の中での優位な想定である。

その前後でどういった面構えをしているかは、それまでに考えに考え抜いた(上でポジションを取った)量と質により決まるのであろうと思っている。

2023年12月14日木曜日

1383-ベルグアース (202310-)

2023/12/13


2023年12月13日水曜日

4452-花王 (202310-)

2023/12/12


2023/12/27

  • 花王 | 英国発ラグジュアリーフレグランスブランド「MOLTON BROWN(モルトンブラウン)」マレーシア本格進出 クアラルンプール「TRX」に旗艦店をオープン アジア展開強化によりグローバル化を加速
    https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2023/20231222-001/ 

2024/2/1


2024/2/9


2024/4/4


少子化・高齢化vs技術革新の構図

インフレ/デフレを想定する上で、雇用という点に焦点を当てると、基本的にはインフレ圧力が働きやすい構造となっていると考えている。 現代の産業構造においては、雇用への影響について、(資本集約型ではなく)労働集約型(※)の産業/事業の割合が高いものと捉えている。 ...