2023/11/21
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基本的に”マッチョな”話というのは経営者とか資本家の論理である場合が大半なので、そこのところを理解した上でありがたがる方が良いと思う。
「いつかは自分がそっち側に」と考えているなら、そういった話の一定割合は自分自身の血肉となるだろう。
(いやまぁ実際、それ全然ちゃうやろって話も転がりまくってるが。なお、この見極めばかりは経験数がモノを言うと思うので、ある程度数を当たるしかないと思う。)
一方で、「いつかは自分がそっち側に」と考えていないのなら、そういった話はありがたがる必要は全くない。「なんかまた言ってるわ」で良い。
経営者/事業者の仕事は、圧倒的多数である”そうでない人たち”が”そうでない”という哲学で働く中で適正な利益を出し(出せる事業構造を構築・発展させ続け)、適正な(提供された労働力に応じた)対価を出す、というのがその1つである。
みんながみんなマッチョなら、みんながみんな経営者や事業者をやる。市場原理が働くとそうなる。
逆に言えば、被雇用者は、提供された労働力に応じた対価以上を要求することはできない。
雇用されるということは、(一応)リスクがかなり低い状態だからである。負うリスクと引き換えに、対価の決定権(基準設定権・評価権)を雇用者に渡しているのである。
それ以上の対価を望むなら、何かしらの部分でマッチョになる(つまり、リスクを負う)必要がある。
とどのつまり、「自分自身にとっての幸せ/豊か(なんでも良いですけど)な歩みとはいったいどういったものなのか」といった、哲学や美学に尽きる。
全てはこの最も俯瞰的なところが定まった上で、「じゃあマッチョにならんとあかんね」といったことや「じゃあゆるふわに行くのがええね」といったことが定まる訳だ。
ここをすっとばして「マッチョでない者非仕事人」みたいなことを言いがちだと、受け入れてもらえない(ウザがられる)。
逆側としても、ここをすっとばして本当はゆるふわであるにも関わらず「私プロです」みたいな顔をすると、受け入れてもらえない(ダメの烙印を押される)。
余談、人生においても事業においても、急成長というのは、大半が短命に終わる。
そして、短命は、自らが望む人生/事業を不達に終わらせる。
「時間を味方に付ける」ことこそ、自らが望む人生/事業に最も必要なことである。
現時点で私が持っている長期時間軸で世界を見渡す観点での最優位想定は、今現在、これまでのシーパワー優位の時代からランドパワー優位の時代への(再)転換点にいるというものである。
(あくまで長期時間軸での想定であるため、振れ幅は大きい。シーパワー優位が続く可能性も大いにある。)
なお、仮にシーパワー優位からランドパワー優位への転換が現実化するとして、素直にじゃあ我が国もランドパワーを獲得すべきである―とは思わない。
我が国固有の地政学上の環境・条件がある訳で、そういったことを無視していたずらにランドパワーを獲得しようとしても、生粋のランドパワーたちに勝ることは極めて困難であると考えるためである。
ただ、それでも、最低限の兵糧攻め対策は必須であると考えている。
また、エネルギーを含めた兵糧攻め対策が一定以上の水準にある場合、存亡は工業力次第となると考えている。
我が国は、率直に兵糧攻めには弱い(少なくとも、強くはない)だろう。
だからといって、今すぐに食料自給率を100%またはそれに限りなく近い状態に近付けるというのは、絵空事である。
現実には、調達(輸入)先の分散と、食料自給率を漸増させていくことにより、従前の調達先も含めたミックスのバランスを最適化していくということになるだろう。
(調達先の分散については、環太平洋の国々とオセアニアの国々を増加させるということになると想像している。)
工業力に関しては、我が国はやるとなったら何とでもなる。
特に、技術や教育や国民性などについては全く心配していない(…にも関わらず、近年は工業力に寄与しないことばかり全体としてやっている訳だが…)。
現代における基礎的な工業力とはどういったモノを指すか、に対して、資源を投入していくということになるだろう。
(実際に国家としてやれるかどうかは別の話ではあるが…。)
ここまでの数年、そしておそらくはここからの数年も、最も俯瞰的なところから見た運用方針は、このあたりの感覚がまずはベースとなっている。
インフレ/デフレを想定する上で、雇用という点に焦点を当てると、基本的にはインフレ圧力が働きやすい構造となっていると考えている。 現代の産業構造においては、雇用への影響について、(資本集約型ではなく)労働集約型(※)の産業/事業の割合が高いものと捉えている。 ...