はじめての皆様へのご挨拶

2025年3月14日金曜日

SIX-スイス (202501-)

2025/3/13


2025/3/21


2025/4/4


2025/6/19


2025年3月9日日曜日

2025年の想定

書こう書こうと思いながらもう3月。遅ればせながら、毎年恒例の経済関係の仮説を。


2020年4月以降続いている「前門の信用収縮(=経済情勢(大)悪化)、後門の過剰流動性(高インフレ)」という複雑な状況は、今年さらに深刻化し、難しい舵取りが求められる1年になると考えている。

世界経済は、各国/各地域の中央銀行や政府の政策次第では、高インフレが再燃し、その上で景気後退が顕在化する可能性がある。

特に、今年後半以降は、金融危機や大規模なデフォルトといった致命的な経済状況の悪化が顕在化するリスクを考慮しておく必要があると考えている。


このような状況を踏まえ、私は2025年を「リスクオフに備え、自らのポジションのディフェンシブ度合いを強化する年」と位置付けている。具体的には、以下のような方針である。

  • 高インフレ下でも価値が維持されやすい、棚卸資産を扱う事業への経営資源の重点配分を継続する。
  • 法定通貨の価値下落リスクを管理するため、ゴールドの留保(積増)を継続する。

経済状況の悪化がいつ来るかは不確実で、かつ、誰にも分からないものであるが、いずれにせよ早めの準備が重要である。

事業のピボットには時間がかかるため、常に先を見据え、変化に柔軟に対応できる体制を構築しておく必要があると考えている。

2025年1月26日日曜日

AI時代たるこれからを生き抜くための方向性

生成AIのお陰で必要とされる判断量が激増して死ぬほど忙しくなった話(山本一郎(やまもといちろう))

改めて、確かにそうだと感じるところ、これまでの想定が実証されていると感じるところを、今後の自身の方向性を考える上での備忘録として書き留める。


「『AIで置き換えの効く、60点ぐらいでいい仕事』はどんどん無くなって人を雇わなくなって」という点はこれまでにも想定されてきたことだ。

また、「むしろ『60点を100点近くまで引き上げる作業』と『素材は集まるけどこれを価値に転換する死ぬほど考える作業』が発生」というのも、上記の延長線上で想定されてきたことである。

そして、以下の2点は、その発生する作業の具体例である。

  • 「生成AIのお陰でやるべき作業の山が負担軽減されても未来見据えてやることを考えたり、込み入った話を先生方に説明して理解を引き出し動いてもらう」
  • 「その結果、いままで作業指揮で埋まっていた、あまり考えなくても仕切ったり捌いたりしていたタスクが減った代わりに、生成AIが効率よくお膳立てしすぎた案件を転がすtodoや、全体を総括して死ぬほど考えてまとめる重労働が大量に発生」

この「誰か(の心を)を動かす」職務というのは、あらゆる職業において、今後も(少なくとも当面は)なくなることはないと考えている。


いつの時代においても、「誰か(の心を)を動かす」技能(突き詰めれば人間性に行き着くが)は普遍的な価値を持つと確信している。


2025年1月1日水曜日

[年初の御挨拶] 謹賀新年

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

2025年が皆様にとって素晴らしい1年となることを祈念いたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年12月31日火曜日

[年末の御挨拶] 2024年を振り返る

昨年末、2024年は少し休憩気味にぼちぼちいくと宣言した。

長く戦い続けるためのHPやMPの貯留期間であると直感したためだ。


それで実際はどうなったかというと、前半、具体的には6月までは、本当にぼちぼちと休憩しながら、仕事はきちんとこなすという時間を過ごした。

弊所自身の事業・各関与先のどれもが、状況が多少落ち着いていた時期だったことも大きい。HPやMPはしっかりと充填された。大変ありがたいことであった。


後半(7月以降)は一転、そこそこパワーを出していくこととなった。


まず、弊所自身の事業で、展開国を1つ増やした。

既にベースがあるとはいえ、新たな国・地域に進出するというのは、やはり新たな課題が出てくるものである。

これに対して経営資源をそれほど投入している訳ではないが、それでも上半期よりは当然ペースを上げて取り組むこととなった。

(なお、まだ軌道には乗っておらず、課題は山積している。)


次に、各関与先で、新たな課題に直面する社が2、3社出てきた。

環境に合わせて少しずつ事業を変化させていく中で、すんなり上手くいくこともあれば、なかなか上手く行かないこともあったりという、成長痛な時期が到来したということだ。

もちろん、こちらに関しては明確に力を入れて取り組んだ。

(こちらも、それぞれまだ軌道には乗っておらず、課題は依然として山積している。)


出資家としては相変わらずで、本年も良き出資先に巡り合うことができた。心より感謝している。

出資先の皆様、共に頑張りましょう。


2025年はこの2024年後半に生まれた課題を1つずつ潰すというところがまずは最優先となる。

潰しきった先、その後どうするかはあまり考えていない。

1案件(関与先)増やすかもしれないし、弊所自身の事業により注力するかもしれないし、出資方面をより積極化するかもしれない―その時に吹いている風次第である。


ただ、どういった形であれ、「自分自身が小規模の実業を営み続けるとともに、小規模の実業を営む方々と共闘するということをずっと続けていく」ということは意地でも続ける。

それが弊事業哲学だから、ね。

「労働からの解放」ねぇ…?

AGI/ASIが普及した未来を想定したときのディストピアパターン(想定)の1つがこれやね。 「AGI/ASIで労働から解放されてベーシックインカムで暮らす」が成り立つのは、今のところアメリカと中国だけです。日本ではほぼ実現不可能です。… — Koki Ikeda (@...