トランプ氏、脱ドル化の国々に100%の輸入関税賦課へ-返り咲きなら
こと経済(の把握)に関してはトランプは的確。
世界が脱ドル化の方向に向かっていることを少なくとも認識はしている。
(その解決策がこれというのは…なのだが…)
(まぁ、言っても選挙向けのリップサービスだとは思う…とはいえ、実際に多少は上げないと完全な公約違反となるから、多少は上げることになるのだろうなとも思う。)
「通貨」というものは、「安定的(に使用/貯蓄できる)か」ということが最も重要である。
それに反する行為を行えば行うほどに、使用人口は減る(少なくとも増えない)ものであると考えている。
例えば、ロシアに対するドル資産制裁の結果(非米欧日諸国の脱ドル化の腹を決めさせた)を見ていても分かると思う。(これに関してはまことに「北風と太陽」となったね。瀬谷殻(以下略))
また、私自身の「どれだけ某国が世界で最も利益を生み出す国になったとしても」人民元資産は極力避けたいなぁ…というスタンスも、根は同じである。
故に、上記政策が仮に本当に実行されると、トランプの意図とは真逆に、さらに脱ドル化を加速させることになるものと想定している訳だ。
現状は、本当に心から積極的に”ベット”したい国/地域がない。
本当はどこかの時機(決して今すぐではない)に人民元資産にえいやっとできると良いのだろうが、残念ながら、私の考えは上記のとおりだ。
そうなると、消極的選択ではあるが、金(ゴールド)というのが目先差し当たりの最もマシなベット先という帰結となるかなぁという感じとなる。
ベット先というものでもないな。金(ゴールド)で稼ぐ(キャピタルゲインを得る)というよりかは、これまで現金で余力管理してきたところを金(ゴールド)で余力管理するというイメージなので。
金(ゴールド)に限らず、短期的には拾う場面ももちろん来るし、実際にピャッと拾ってピャッと抜くことはするが、最も俯瞰的な視点では今は全世界的に下方向に向かっているものと捉えている。
0 件のコメント:
コメントを投稿